ベアリーズバイヤーブログのページです。バイヤーズブログでは、ベアリーズがお客様へ強くご紹介したい出店者さんや、ぜひ買ってもらいたい!と思うおすすめ商品を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
養蜂と街への愛着と、クリエイティブな発想で生まれた至高の蜂蜜
宮城県富谷市は、仙台から少し北に位置する緑豊かな自然と、都市が融合した街で、宮城県で最も住みやすい街の第一位に輝く街です。元は江戸時代から宿場町として栄え、仙台藩の中心部と藩北部の交通の要所として機能し、県内最古の酒蔵も存在します。そんな富谷の街には、東北きっての美味を誇る生はちみつと、世界で最も高い評価を受けたはちみつ酒「ミード」があり、生産から販売まですべてを手がけるブランドがあります。それがEIGHT CROWNS(エイトクラウンズ)です。
EIGHT CROWNSのこだわりは、宮城の自社養蜂場で丹精込めて育てている蜂たちが生み出す良質な生はちみつにあります。製造プロセスは非加熱を徹底し、はちみつ本来の栄養素を壊すことなく出荷することで多くのリピーターに愛されており、県内以外では東北の各地で生産されるはちみつともコラボすることがあります。天然の酵素や豊富な栄養素を含んだ風味豊かなはちみつを多様に展開できるポテンシャルも高く、商品のバリエーションは国内でもトップクラス。
店舗は、約200年の歴史を誇る醤油蔵を改装しており、店内は高級感溢れる空間と商品の保存に適した環境を維持することができます。
EIGHT CROWNSのはちみつは、自社謹製の「生はちみつ」と、そのはちみつを原料とした醸造酒「ミード」の2軸がメイン商品。しかしながらその商品のバリエーションの数は、他の養蜂場も比べられないようなクリエイティブ感に満ち溢れ、独創的で常に顧客の味覚を釘付けにします。オーガニックブームが過ぎ去った今も根強いファンに支えられるのは、商品の品質の良さや美味しさ以外にも、生産者 メイナード・プラントさんの養蜂への思いや活動を支えてくれる富谷市への純粋な思いなどが、はちみつと醸造酒の美味しさにそのまま転じて現れるのだと筆者は感じます。
ミュージシャンと養蜂家の2つの道を歩む生産者メイナードさんのストーリー
EIGHT CROWNSを経営する養蜂家、メイナード・プラントさんは、表向きには4人組のロックミュージックバンド「モンキーマジック」のフロントメンバー。養蜂家としてのキャリアをスタートさせたのは、2018年のことで、富谷市で養蜂事業をスタートしました。はじめはたった8つの巣箱(EIGHT CROWNSの名前の由来は8つの巣箱)から養蜂が始まり、今日に至ります。スタートアップの経緯は、子どもの頃からずっと養蜂家になりたかったという思いがあったことです。
養蜂業を始める前には、多くの人々との出会いを経て、自然豊かな富谷市に魅力を感じたことから、「自分が愛している街のために何かをやりたい」という気持ちをスタートアップに結びつけ、養蜂を開始しました。するとたちまち多くのファンがはちみつに興味を持ってくださり、気がつけば他のはちみつメーカーや生産者とは違う、独創性に富んだはちみつが次々と生まれ、現在では蜂蜜醸造酒(ミード)も愛されるようになりました。
こんな方に飲んでいただきたい
はちみつがとにかく大好きな方
はちみつが大好き!という方は一度ぜひEIGHT CROWNSの謹製はちみつを召し上がってみてほしいと思います。EIGHT CROWNSのはちみつバリエーションは実にユニークで、試行錯誤の結果生み出されたフレーバーやコラボレーションはどれも逸品です。プーさんだったら、たまらずお店へやって来るでしょう。
新しくて美味しいはちみつを使ってみたい方
これまで実は量販店ではちみつを買ってきたという方であっても、EIGHT CROWNSのはちみつはぜひおすすめです。EIGHT CROWNSのはちみつは非加熱生はちみつにこだわっており、精製した蜜の栄養素は豊富。さらには、美肌効果や疲労回復に大きな効能が期待されるため、一度食べていただきたいと思っています。
商品ラインナップ
HORSE CHESTNUT TRADITIONAL MEAD / ホース チェスナット トラディショナル ミード
¥5,830
WILDFLOWER TRADITIONAL MEAD / ワイルドフラワー・トラディショナル・ミード
¥5,830
BLUEBERRY MELOMEL MEAD / ブルーベリー・メロメル・ミード
¥5,830
養蜂家メイナード・プラントさんのことをもっと知りたい方はこちら
商品におすすめのミュージック(Spotify Presents)
ベアリーズお仕事ガイド(養蜂家になるには?)
養蜂家になるには、特別な資格は必要ありませんが、ミツバチの生態や養蜂に関する知識、そして実践的なスキルを習得することが大切です。
1. 養蜂への興味と知識の深化
- 書籍やインターネット: 養蜂に関する本やウェブサイトで基礎知識を学びましょう。ミツバチの生態、巣箱の種類、蜂蜜の種類、養蜂道具など、幅広い知識が求められます。
- 養蜂家との交流: 現役の養蜂家と交流し、実際の養蜂について話を聞くことは非常に有益です。
- 養蜂体験: 養蜂体験会に参加し、実際にミツバチに触れたり、蜂蜜を採蜜したりする経験を積むこともおすすめです。
2. 養蜂の準備
- 巣箱の購入: 巣箱の種類は様々ですが、初心者には扱いやすい巣箱を選ぶことが大切です。
- 養蜂道具の揃え: 巣箱の他に、巣枠、蜜蓋削り、煙燻器など、様々な道具が必要になります。
- 設置場所の確保: ミツバチを飼育する場所を確保しましょう。日当たりがよく、風通しの良い場所が理想です。
3. ミツバチの入手
- 分蜂群の捕獲: 春にミツバチが新しい巣を作るために古い巣から分かれる分蜂群を捕獲する方法があります。
- 養蜂家から購入: 既に飼育している養蜂家から、巣箱ごと購入する方法もあります。
4. 飼育の開始
- 観察: ミツバチの行動を観察し、健康状態や巣の状態を把握します。
- 蜜源植物: ミツバチが蜜を集めるための蜜源植物を近くに植えることも重要です。
- 病気や害虫の対策: ミツバチは病気や害虫に感染しやすいので、定期的な検査と予防が必要です。
5. 蜂蜜の採取
- 採蜜時期: ハチミツが十分に貯まった時期に採蜜を行います。
- 採蜜方法: 巣枠から蜜を取り出し、遠心分離機などで蜂蜜を抽出します。
養蜂家になるために必要なこと
- 生物に対する興味: ミツバチの生態や行動を観察し、理解することが大切です。
- 体力: 巣箱の移動や蜂蜜の採取など、体力を必要とする作業があります。
- 根気強さ: ミツバチの飼育は、天候や病気など、様々な要因に左右されるため、根気強く続けることが大切です。
- 知識の継続的な学習: 養蜂は奥が深く、常に新しい知識を学ぶ姿勢が必要です。
- 地域との連携: 近隣の住民や他の養蜂家との連携も重要です。
その他
- 自治体への届け出: ミツバチを飼育する場合は、多くの自治体で届け出が必要になります。
- 養蜂クラブ: 地域の養蜂クラブに参加すると、他の養蜂家からアドバイスをもらったり、情報交換をすることができます。
養蜂は、自然と触れ合いながら、美味しい蜂蜜を作ることができる魅力的な仕事です。しかし、同時に責任も伴います。始める前に、十分な準備と心構えをしておきましょう。
より詳しく知りたい場合は、以下の点について調べてみてください。
- 地域の養蜂家: 現役の養蜂家から話を聞いてみましょう。
- 養蜂の本: 初心者向けの養蜂の本を読むと、基礎知識を効率的に学ぶことができます。
- 養蜂用品店: 必要な道具や巣箱を購入できます。
- 養蜂に関するウェブサイト: 最新の情報やコミュニティに参加することができます。
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